週刊チワワニュース 2025年4月13日号

【2025年4月1日~13日】中小企業×DX・生成AIの最新トピック3選|トレンドと実践事例を紹介!

中小企業にとっても「変革の年」──DXと生成AIが加速

2025年はデジタル変革(DX)と生成AIの導入が中小企業でも現実的な選択肢になりつつあります。4月の前半にも国の支援策や企業の取り組みが相次いで発表され、実践的なノウハウや成果も共有されています。
今回はその中から、特に注目したい3つの動きをピックアップしてご紹介します。

目次

① 「デジwith」始動:DX初心者のためのガイドポータルが登場

2025年4月1日、独立行政法人中小企業基盤整備機構(中小機構)は、中小企業のためのDX支援ポータルサイト「デジwith(デジウィズ)」を公開しました。

このサイトは、簡単な診断により自社のデジタル化状況を同業他社と比較でき、課題に応じたITツールや支援メニューを提案してくれるもの。さらに、業務アプリの検索、IT導入事例の閲覧、専門家とのオンライン相談など、初めてDXに取り組む企業にとって「何から始めるべきか」を見える化してくれる機能が充実しています。

✏️ ポイント

  • 同業他社と比較できる診断機能
  • 導入事例と業務別ITツールがすぐに探せる
  • オンライン相談で不安も解消

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② 日本企業のDX実態:戦略から業務改善へシフト、AIエージェントに注目

三菱総合研究所が発表した「DX推進状況調査2025年度速報版」では、日本企業におけるDXの取り組みが戦略策定から業務改善へと段階を移している実態が明らかになりました。

注目すべきは、生成AIやAIエージェントに対する関心の高まりです。特に中小企業においては、アイデア創出や業務自動化の手段として期待されている一方、「導入準備が整っていない」「ノウハウが不足している」といった課題も浮き彫りに。今後は、社内体制や教育支援の整備が重要になってきそうです。

✏️ ポイント

  • DXは「構想」から「実行」フェーズへ
  • 生成AI導入に前向きな企業が増加
  • 一方で導入障壁(スキル・体制)も依然高い

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③ ChatGPTを全社導入!物流企業の挑戦に学ぶAI活用

物流支援を手がける株式会社トヨコンは、OpenAI社の生成AI「ChatGPT」有料版を全社導入し、AI活用による業務改革を本格化しています。

導入と同時に全社員対象の「生成AI活用講座」も開催し、議事録・提案書作成、ナレッジ共有、創造的な企画業務まで幅広く応用。まさに「人+AI」の業務体制を確立しようという中小企業の先進的な事例となっています。

✏️ ポイント

  • 全社員が生成AIを実務で活用
  • 教育支援体制と社内文化の整備がカギ
  • 中小企業の実践例として参考度大

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まとめ:動き始めた中小企業のDXと生成AI導入

今回紹介した3件の事例から見えてくるのは、**「DXや生成AIはもはや一部の先進企業だけのものではない」**ということです。国の支援も整い、情報も豊富になってきた今こそ、第一歩を踏み出す絶好のタイミングといえるでしょう。

「難しそう」「自社に合うのかわからない」と感じている方は、ぜひチワワテクノロジーズまで相談ください。

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